★ラジオ体操の先生なんじゃ★
じつはワシなぁラジオ体操の先生なんじゃ
★こういう事を言うと「ラジオ体操に先生なんているの?」
とか聞いてくる者もおるんじゃが、実は全国に沢山の先生がおるんじゃ。
正しくは、指導員や2級指導士、1級指導士と呼ばれておるんじゃが。
もちろんワシは「1級指導士」なのは当然の事なんじゃがな。
じつはこの資格には試験があって、毎年多くの人々が受験しているんじゃ。
資格について少しだけ話そうかのぅ。
まず初めに、全国ラジオ体操連盟に資格取得希望の旨を伝えるんじゃ。
そうすると、最寄りの試験会場で講習を聞くように言われるんじゃ。
決められた日に会場で講習を聞いて実技指導を受けるんじゃ。
それだけで、指導員の資格は取れるんじゃよ。
簡単じゃろ?
指導員の資格を持っていれば、自宅周辺の希望者に教える事が出来るのじゃ。
さてそこから先は少しハードルが上がるんじゃが、聞かせようかのぅ?
うん、わかった。
次は2級指導士の資格じゃがな、指導員を取得してから実績が必要じゃ。
地域でラジオ体操会を運営しているとか、町の運動会で模範体操等を
指導していると言った、実績があればOKじゃ。
指導員資格との違いは、学科試験と実地試験がある事じゃな。
良く勉強すれば決して難しくないので、安心してよいぞ。
実地の方は事前に講習があるので必ず受講する事じゃ。
ヒントやコツを教えてくれるから、メモを取って聞くんじゃぞ。
指導員との大きな違いのひとつは、逆向きの体操指導が出来る事じゃ。
前で模範体操をする時は、当然みんなの方を向くので
動きがみんなと
逆になるのは分かるのう?
生徒や受講者たちを混乱させないように「左腕を‥」と言いながら
自分は右腕を動かすんじゃ、初めは混乱するが慣れるから安心せい。
この技術は、普段から前で指導していれば見につくので精進じゃな。
最後に「1級指導士」じゃが、これは少し手ごわいので覚悟が必要じゃ。
2級指導士を取得してからの実績も当然必要じゃが、今後のラジオ体操普及や
指導のビジョンやプランを問われるので、その覚悟を持つ事じゃ。
参考までに、指導員は自分の住んでいる地域での指導と言う話をしたが、
2級指導士は、近隣の市町村の行政や企業や団体からの依頼に応えて
出張指導に行く事も仕事となるんじゃ。
1級指導士は、連盟からの依頼で全国のラジオ体操会やオリンピック等の
イベントへの派遣もあるのでそれなりの経験と覚悟が必要じゃな。
じつは今回の東京オリンピックでもラジオ体操指導の計画があったんじゃが
コロナのせいで無観客となってしまい実現出来なかったんじゃ。
本当に残念じゃったわい。
ラジオ体操は、近年究極のエクササイズとしてマスコミで取り上げられたり
書籍も出版されて人気が出ている様じゃが、本気でしっかりやれば
翌日の筋肉痛は請け合いじゃ。
興味があったら自分で調べてみるとよいぞ。
ワシの所に来てくれれば、文字通り手取り足取り教えるぞ「無料でな」
最後まで読んだおぬし、見込みがあるぞぃ、挑戦してみるか?★
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